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【保存版】電話でアルファベットを正しく伝える方法 | 使える例文&無料早見表付き

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電話でアルファベットを伝える際、誤って聞き取られてしまった経験はありませんか?特にメールアドレスを聞き取るシーンでは、一文字のミスが大きな誤解や業務の遅延につながることも。

本記事では、ビジネスの現場で安心して使える「電話でアルファベットを正しく伝える方法」を解説します。

さらに、弊社インサイドセールスチーム監修のフォネティックコード(無料DL)もご用意。伝え方の型を身につけ、自信を持って電話対応できるようになりましょう。

こんな方におすすめ
✓ 電話対応時のアドレス確認に時間を取られている方
✓ 新人教育や研修の場で使える資料をお探しの方
✓ アルファベットの聞き間違いが多く、トラブルを未然に防ぎたいコールセンターや営業、カスタマーサポート担当者

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電話でアルファベットが伝わらないのはなぜ?

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まずは、なぜ電話でアルファベットが伝わりにくいのかを確認しましょう。実は、これは個人の活舌や発音の問題ではなく、電話という手段そのものがもつ制約が原因なのです。


よくあるトラブル例

たとえば、以下のようなトラブルを経験したことはありませんか?

・「B」と言ったつもりが「D」と聞き取られた
・「N」と伝えたが「M」と記録されていた
・メールアドレスを一文字間違え、返信が届かなかった
・注文番号を伝えたが、相手が違う番号で控えていた

相手が外国人や高齢者、あるいは環境音が多い場所にいる場合は、誤解がより起こりやすくなります。


なぜ電話では伝わらない?

原因は、電話というコミュニケーション手段の特性にあります。

・非対面で視覚情報がない
・音声圧縮により、似た音が曖昧に伝わる
・通信状況によるノイズや聞き取りづらさ

つまり、「言葉だけで正確に情報を伝えるスキル」が求められるのです。


そもそも正しい伝え方はあるの?

「聞き返されないように、もっとはっきり発音しなきゃ」と思っていませんか?

実は、電話でアルファベットを明確に伝えるための”正解”とも言える方法が存在します。それが、「フォネティックコード」です。

フォネティックコードとは?
フォネティックコード(phonetic code)とは、アルファベット1文字ごとに特定の単語を割り当てて伝える方法です。元々は軍や空港業界などで使用され、現在では国際的に広く使われています。

<フォネティックコードの例>
・アップルのA
・ベースボールのB
・チャイナのC
・ディズニーのD

というように、アルファベットの後に明確な単語をつけて伝えることで、似た音でも確実に聞き取ってもらえるのです。


フォネティックコードは日本語でも応用可能

「全部英語だとハードルが高そう」と思った方もご安心ください。実際のビジネス現場では、「オオサカの『O』」「トウキョウの『T』」といった日本語に馴染みのある単語を使ったアレンジも活用されています。

重要なのは、「相手が聞いてすぐに想像できる単語」を選ぶことです。


今日から使える!実務的なフォネティックコード一覧(例文付き)

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ここでは、すぐに使えるフォネティックコードの一覧と、電話対応での実務例をご紹介します。

これさえ覚えておけば、慌てず・迷わず・正確に伝えられるようになります。

<よく使うフォネティックコード一覧(A~Z)>
A:アップル
B:ブランド
C:チャイナ
D:ディズニー
E:イングリッシュ
F:ファックス
G:グーグル
H:ホテル
I:アイス
J:ジャパン
K:キング
L:レモン
M:マクドナルド
N:ナイキ
O:オオサカ
P:パリ
Q:クイーン
R:ラジオ
S:スモール
T:トウキョウ
U:ユーエスビー
V:ビデオ
W:ワシントン
X:エクスペリア
Y:ヤフー
Z:ゼブラ

<実際の会話での使用例>
・「メールアドレスの綴りは「トウキョウのT、アップルのA、キングのKでお間違いないでしょうか?」
・「注文番号はビデオのVに数字の359…」

少しの工夫で電話対応の印象がグッとスマートになります。

そのほか関連記事:電話営業のコツとは?即実践できる架電成功の秘訣&練習方法3選!


【無料DL】電話対応に役立つフォネティックコード早見表(PDF)

頭では理解していても、実際の電話ではとっさに出てこないことも…。そんなときに役立つのが、フォネティックコード早見表です。

現場での実践をもとに、弊社のインサイドセールスチームが監修したPDF資料を無料でご提供します。

<早見表の特徴>
・A~Zすべてのアルファベットを収録
・言いやすい代替単語を併記
・コンパクト&日本人向けに設計
・新人教育やマニュアルにも使える

<フォネティックコードのダウンロードはこちらから↓>


よくある質問(Q&A)

実際にこの手法を導入したいと考えている方から多く寄せられる質問にお答えします。


Q1.英語が苦手でも問題ないですか?

問題ありません。大事なのは発音よりも、明確で想像しやすい単語を選ぶことです。カタカナ英語でも相手に伝わればOKです。


Q2.覚えるコツはありますか?

よく使うアルファベットから覚えることです。(例:S、T、K、Aなど)単語をストーリー仕立てで覚えたり、電話の練習で自然と口に出せるようにするとスラスラ単語が出てきやすくなるでしょう。


フォネティックコードの活用をチームで定着させるには?

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個人でのスキルアップだけでなく、チーム全体で「伝え方」を統一できれば、より高い生産性が期待できます。

この章では、フォネティックコードをチームに浸透させる方法を紹介します。


ステップ①:まずは共通ルールを決める

社内で混乱が起きないように、以下のような方針をチームで共有しましょう。

・使用する単語はある程度統一する
・社内マニュアルや電話対応ガイドに組み込む
・早見表を社内チャットに常備

フォネティックコード早見表を使えば、すぐに導入できるルールとして活用可能です。


ステップ②:教育ツールをして活用

新人や中途社員への研修やOJTの中で、フォネティックコードの使い方を盛り込むのもおすすめです。

・ロールプレイングで使ってみる
・電話応対のマニュアルに組み込む
・朝会やミーティングで練習してみる

<ロープレ時に使えるチェックシートはこちら>


ステップ③:習慣化を促す仕組みをつくる

・電話応対のフィードバック項目に「伝え方の明瞭さ」を加える
・架電日報やCRM入力時に誤記があった箇所を共有
・成功体験(聞き返されたなかった・感謝された)をチームで称賛

こうした仕組みがあれば、自然と”伝える力”が組織の文化として根付いてきます。


まとめ | 伝え方を変えるだけで、電話対応の印象も変わる

アルファベットの伝え方をマスターすることで、あなたの電話対応はよりスマートで、信頼されるものへと進化します。

・フォネティックコードを使えば聞き返しやミスを防げる
・覚えにくい人も、早見表を使えばすぐに実践可能
・社内ルールとして活用すればチーム全体の質も向上する

「あの人、電話上手ですね」と言われたいあなたに、今こそ伝え方のスキルアップを。まずは無料で早見表をダウンロードして、実際の業務で使ってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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IS factory magazine(アイエス ファクトリーマガジン)編集部です。2022年開設。
定期的にインサイドセールスや営業に関するノウハウ、セミナー情報を発信しています。

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