ノウハウ

【事例紹介】チームビルディングが必要とされる”理由”とは

ノウハウ
この記事は約5分で読めます。


コロナ禍をきっかけにテレワーク・リモートワークを導入する企業が増え、SlackやZoomなどの非対面でのコミュニケーションが盛んになってきました。

テレワーク化による周囲とのコミュニケーション不足によって、

「働き方は改善されたのに、仕事が思うように進まない・・」
「自分は本当に必要とされているのか・・」


といった新たな課題が浮かび上がっています。

そんな課題を解決するために重要となるのが「チームビルディング」です。

今回はそんなチームビルディングについて詳しくご紹介していきます。


営業に役立つ情報が満載!

「アポイントが取れない...」
「営業人材を育てるのに時間がかかる」
そんなお悩みを抱えてはいませんか?

IS factory magazineでは、トークスクリプトや商談チェックシート、料金相場ガイドなどを無料でご提供しています。ぜひダウンロードして日々の活動にお役立てください。

チームビルディングとは

チームビルディングとは、個々の能力を最大限に発揮し、メンバーが一丸となって目標達成を目指していくチーム作りのことを言います。

いくら個々の能力が高くても、チームの意識がバラバラだったり、目標達成に向けた課題をメンバーが理解できていなければゴールに進めません。

チーム全員が目的を理解し、状況に応じて柔軟に対応することが必要です。

チームビルディングはそういった環境化でも適応することができる組織という意味で注目されています。


チームビルディングはなぜ必要なのか

チームビルディングを行う目的は主に3つあります。

① コミュニケーション不足の解消
② パフォーマンスの向上
③ 目的とビジョンの明確化


コミュニケーション不足の解消

チームで仕事をするうえで、周りの支えがなければゴールは達成できません。

互いの関係性が上手く保たれていないと、仮に部下がミスをしたときに上司に相談できず、大惨事を起こす危険性もあります。

チームビルディングは、そういったコミュニケーション不足の解消に役立ちます。


ミッション・ビジョンの明確化

業務を遂行するなかで自身のマインドセットも重要です。

「何を目標にしているかわからない」
「依頼された仕事をただ黙々とやっている」
のでは、モチベーションも維持できません。

業務を行う前に、「どんな目標があって」「何を目指したいのか」「そのためには何が必要か」を明確にする必要があります。

チームの目標に対する意識を高めるためにも、チームビルディングは必要不可欠なのです。


チームを成長に導くストーリー

チームビルディングを行う際に「どこまでが成長したと言えるのか」を定義する必要があります。

その定義がアメリカの心理学者、ブルース・W・タックマンが提唱したタックマンモデルです。

タックマンはチームの成長は5段階あると提唱しました。

スクリーンショット (371)


(出典:有限会社ソウル)

形成期(Forming):チーム結成。
チームの目標は共有する段階で、具体的には決まっていない。

混乱期(Storming):チームのミッション、ビジョンに対する
意見や価値観のすれ違いが発生。

統一期(Norming):チームメンバーの考えを理解し、
各々の役割が認識される。

機能期(Performing):チームに一体感が生まれ、
お互いをサポートできる理想の状態。

散会期(Adjourning):プロジェクト終了。
目標の達成や、個人個人が別のミッションに向けて歩み出す。


いまチームの成長について悩んでいる方は、自分たちがどの段階にいるのか考えてみてください。

チームを結成しただけでは、ゴールに近づくことはできません。
お互い意見を言わず、ゴールを目指していくのも同じことです。

時にはぶつかることもあるかもしれませんが、それを乗り越えていくことでチームは成長できます。

チームの成長段階を理解したところで他社で行われている事例をご紹介します。


他社参考事例

【株式会社アイル】

スクリーンショット (373)

(参照元:https://www.ill.co.jp/)

株式会社アイルは1991年に設立され、『FREE, LOVE&DREAM』をポリシーに、企業をサポートしています。
業務の効率化となるシステム開発を手掛けているだけでなく、人材教育として必要な企業向け教育支援も行っている会社です。

行動力が身につくワークショップ形式や、基礎知識が学べるプログラム、新入社員からリーダー職を目指している人まで幅広く学べる研修を取り揃えているのが特徴です。

チームビルディングにつながる研修では、仕事の考え方以外にも団結力や信頼関係を強化するプログラムが組み込まれています。


自社で行った研修手法

私たちAcademyではメンバー内でひとつのテーマについて討論し、答えを導き出す「グループディスカッション」を行いました。

【テーマ】
自分が面接官だったらどんな人材を採用しますか?

この研修で最も重要なのは“コミュニケーションを全員と取ること”です。
進行役は時間内に全員の意見を聞き、結論をまとめることが成功に導く”鍵”となります。

このテーマでは対象年齢や人物像、仕事に対する向き合い方や考え方など様々な視点で話し合い、自分の考えと照らし合わせながら進めることができるのでどんなテーマでやるか悩んでいる方におすすめです。


おわりに

今回はチームビルディングについてお話しました。

タックマンモデルの成長段階を理解し、段階に応じた研修を行うことで個人としてだけでなく、チームの団結力や一体感の向上に繋がります。

チームの成長に悩んでいる方はぜひ社内で実践していただき、理想のチームに近づいてくれたら嬉しいです。


最後までお読みいただきありがとうございました。





+ posts

IS factory magazine編集部です。2022年開設。
定期的にインサイドセールスや営業に関するノウハウを発信しています。

PAGE TOP
//チャットボット設置