皆さん、こんにちは。
IS factory magazine編集部です。
新人育成プロジェクトが始まった私達ですが、実際に自社で行った研修内容についてポイントをまとめながら解説していきたいと思います。
研修カリキュラムの作成で悩んでいる方はぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
スキルのすみ分け
研修カリキュラムを設定するときは「必須スキル」と「必要スキル」を分けて考えると良いでしょう。
一見、「必須と必要って同じ意味じゃないの?」と思うかもしれませんが、必須は「絶対になくてはならないマストなもの」になるので必要の度合いが高くなります。
そこで私は以下のようにスキルをすみ分けてみました。
会社の知識、ビジネスマナーは必須スキル
業務の知識は必要スキル
研修を進めるにあたり、大前提として会社のことを知らなくてはなりません。
会社のことを知ってから業務についての研修進めていくと、おのずと会社が目指していることや、やりたいことが見えてきます。新人研修は0から始まるので、ゴールの100を目指すためにも段階を踏んでストーリー性のあるカリキュラムを作成しましょう。
スキルの洗い出し
スキルのすみ分けをしたら必要だと思うスキルを箇条書きにしていきます。
箇条書きにしたスキルをもとに研修資料を作成していくので詳細までは書かずに思いつくものを書いていくくらいで良いです。
例えば、Excel研修の内容を箇条書きにする場合は
・各名称(ツール、タブなど)
・基本操作
・計算式
・関数
・表作成
・グラフ作成
など、思いつく限りスキルを書き足していきましょう。
ここまで進めたら次のフェーズに進みます。
講座のグループ化
スキルを洗い出したら講座ごとにグループ化していきます。
Excel研修をグループ化する場合、「各名称」と「基本操作」はひとつの研修としてまとめることができるので、「Excelの概要把握」として同じ講座にするなど。
項目をまとめておけば必要なスキルは洗い出しているので、今後の新人研修の資料作成に使えます。
表の作成
グループ化したら時間配分と担当者もセットで決めていきます。表を作って埋めていくと良いでしょう。
これはほんの一部ですが、講座と時間、講師、研修内容やその研修で得られることを表としてまとめています。研修に1時間以上かかる場合は受講者の集中力が持たない可能性もあるので、講座を分けるなどして表の作成を進めていきましょう。
研修内容が上手く作れないという方はお伝えした4つの項目を意識して作成してみてください。
おわりに
今回は研修カリキュラム作成についてお話しさせていただきました。
新人研修のカリキュラムはストーリー性を考え、ポイントを押さえて順序よく作っていきましょう。
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前回の記事も載せておくので、良ければ参考にしてください。
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定期的にインサイドセールスや営業に関するノウハウを発信しています。